Appleが新型となるM3チップ搭載のiPad AirとA16チップ搭載のiPadを発表しました。
今回は、iPad Air(M3)とiPad(A16)をそれぞれ前モデルと比較してみました。
iPad(A16) vs iPad(第10世代)
まずは、iPad(A16)とiPad(第10世代)を比較していきます。
変わっている部分のみを紹介します。
iPad(A16) | iPad(第10世代) | |
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容量 | 128GB 256GB 512GB | 64GB 256GB |
チップ | A16チップ 2つの高性能コアと 3つの高効率コアを 搭載した5コアCPU | A14 Bionicチップ 2つの高性能コアと 4つの高効率コアを 搭載した6コアCPU |
カメラ | 写真のスマートHDR 4 | 写真のスマートHDR 3 |
携帯電話/ワイヤレス通信方式 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
ギガビットLTE (最大31バンド) | ギガビットLTE (最大32バンド) | |
SIMカード | eSIM | nano-SIM eSIM |
iPad(A16)で大きく変わったところは容量とチップのみです。
容量は64GBが廃止され、128GBと512GBが追加されました。
チップに関してはA14 BionicチップからA16チップへ変更されています。
コア数は6コアから5コアに減ってはいますがチップ自体が2世代分新しくなっているのでパフォーマンスは上がっていると思われます。
その他、写真のスマートHDRが3から4へ、Bluetoothのバージョンが5.2から5.3へなっています。
SIMカードは物理SIMは使えなくなり、eSIMのみの対応となります。
iPad Air(M3) vs iPad Air(M2)
次に、iPad Air(M3)とiPad Air(M2)を比較していきます。
iPad Air(M3) | iPad Air(M2) | |
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チップ | Apple M3チップ ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング | Apple M2チップ |
メディアエンジン | ハードウェアアクセラレーテッド 8K HEVC、4K H.264、ProRes、 ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン AV1デコード | ハードウェアアクセラレーテッド H.264およびHEVC ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン |
重量 | 13インチ Wi-Fiモデル ・616 g 13インチ Wi-Fi+Cellularモデル ・617g 11インチ ・460g | 13インチ Wi-Fiモデル ・617 g 13インチ Wi-Fi+Cellularモデル ・618g 11インチ ・462g |
iPad Airの変更点はチップ・メディアエンジン・重量のみです。
チップはM2チップからM3チップになりました。
M3チップが搭載されたことによってレイトレーシングに対応しました。
また、メディアエンジンでは8K、4K、ProRes、ProRes RAW、ProResエンコード/デコードエンジン、AV1デコードのサポートが追加されました。
重量では13インチモデルで1gだけ軽くなっており、11インチモデルでは2g軽くなっています。
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