先週、PanguからiOS 9.2〜iOS 9.3.3に対応する脱獄ツールがリリースされました。
そして、ようやく英語版での脱獄も可能となったので英語版での方法を紹介します。
対応デバイス
- iPhone 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE
- iPod touch 6G
- iPad mini 2 / 3 / 4
- iPad Air / 2
- iPad Pro
執筆時点では、32bitは対応していません。
対応バージョン
iOS 9.2 / 9.2.1 / 9.3 / 9.3.1 / 9.3.2 / 9.3.3
ダウンロード
今回の脱獄はPCにツールをダウンロードしてデバイスへIPAファイル(アプリ)を転送して、転送したアプリを起動することにより脱獄します。
よってツールとIPAファイルの2つをダウンロードします。
Cydia Impactor
これは、デバイスへアプリを転送するために使います。
下記サイトの「Download Cydia Impactor for」からお使いの環境に合わせてダウンロードして下さい。
直リンク:
NvwaStone_1.0.ipa
これはIPAファイルとなります。
下記サイトの「Download」からダウンロードして下さい。
PanGu iOS 9.2 – 9.3.3 jailbreak tool Change log – pangu.io
直リンク:
注意
- バックアップは必ずとってください。
- OTAでアップデートした端末は失敗する可能性が高いので一度iTunesで復元しましょう。
脱獄方法
※Macを使用しています。
NvwaStone_1.0.ipa をデバイスに転送
ダウンロードしたCydia Impactorを起動して端末を接続してください。
下記画像のようになったら、ダウンロードしたNvwaStone_1.0.ipaをドラッグ&ドロップしてください。
下記画面になったらApple IDのメールアドレスを入力してOKをクリックします。
次にApple IDのパスワードを入力します。
キーチェーンへのアクセスを許可するかどうか聞かれるので、許可をクリックします。
これでデバイスへアプリが転送されました。
Panguアプリを信頼
続いて、転送されたPanguアプリを信頼します。
設定→一般→プロファイル(デバイス管理)を開き、デベロッパAPPのApple IDになっている部分をタップします。
次に、青文字の「”Apple ID”を信頼」をタップして、赤文字の信頼をタップします。
転送されたアプリを起動して脱獄作業
ホーム画面に戻り、Panguアプリを開きます。
通知の許可ダイアログが出るので、許可をタップします。
通知を許可したら、STARTを押して脱獄作業を開始します。
下記画面になったらスリープボタンを押して、端末をロックします。
ロックした後に通知が来たら、通知を横にスライドして開きます。
Cydiaのインストールが開始され、終わると自動でリスプリングしますのでそのまま待機してください。
リスプリングが完了したら脱獄完了です。
脱獄状態への復帰作業
今回の脱獄は完全脱獄ではなく、再起動すると脱獄アプリが一切開けない状態へとなります。
脱獄環境に復帰させるために以下の作業が必要となります。
再起動後、脱獄に利用したPanguアプリを起動し、STARTをタップします。
STARTをタップしたら、スリープボタンを押してデバイスをロックします。
ロックしてから数秒後に通知が来てリスプリングされます。
リスプリングが完了したら脱獄状態に復帰完了です。
Cydia Impctorでの転送時に「provision.cpp:62」というエラーが出た場合は、Appleのメンテナンスが行われている可能性があります。
メンテナンス状況は下記サイトから確認できます。
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